白ヤクについて

白ヤクは、ヤク比べて生息する頭数が限られており、ヤク全体の0.3％程です。その原毛は極めて希少です。
従来のヤク(茶や黒)と比較しも、明るい色に染められ、ヤクの軽い、温かいという特色を生かして、パステルカラーにも特化できます。

中国、甘粛省武威市天祝チベット族自治県特産

武威市天祝チベット族自治県特産の天祝白ヤクは中国の希少で貴重なヤク類群で、長期的な自然選別育成と人工選別育成を経て作られた特有の畜類です。中国甘肃省の貴重な畜類資源だけではなく、中国ないし世界の希少なヤク種資源でもあり、すでに中国の国家級畜類保護品種になっています。 天祝白ヤク生産区天祝チベット族自治県は甘粛省中部、喜連山脈の東端、青蔵高原の北側に位置しています。域内南部には年中雪が積もる馬雅雪山、東部には毛毛山あり、烏鞘嶺は中部に跨った、地勢が複雑で地形タイプが寒冷、低温地帯で地盤の異作用により、高地から低海抜まで異なるタイプの土壌を形成して、黒カルシウム土、キビカルシウム土、灰褐土を主とし、土壌は有機質を豊富に含んで、白ヤク食餌用の牧草の生長に適しており、４万頭近くの白ヤクが放牧されています。
天祝白ヤク毛は純白の為、染色性が強く、独特のニット原料になります 。